こんばんは。
2月末に控えているフィルム写真展、それに合わせてポートフォリオを作成している日々なTaka0610(taka_0610)です。
先日abcさん主催のフィルムフォトウォークに急遽参戦してきました。
1/12(土) みなとみらいフィルムフォトウォーク
・てるみんっちさん @littleterumin
・オオニシトモヒロさん @Tomo_camera_
・ぬこさん @omoidegraphyライカ使いとハッセル使いがいる恐ろしい会。3連休初日の横浜でカシャカシャしまくるよ!そして、てるみんっちさんがフィルム沼に落とされる!?
— abc | 海と猫と週末写真家。 (@dabcphoto) 2019年1月11日
フォトウォークに参加した際、作成したポートフォリオを持っていたわけですが、ハジメマシテの人を始め、関わりある方々にも改めて「自分という人間を写真を通じて見てもらえた」という何とも言葉に表せない経験をしました。
そして結果的にポートフォリオの存在が自分の中で大きな物になりつつあります。
ポートフォリオを作成した時に考えたこと、実際に作成してみてよかったこと、備忘録程度に綴っていきたいと思います。
ゆるりとお付き合い頂ければ幸いですm(_ _)m
ポートフォリオを作成しようと思ったきっかけ
ポートフォリオを作成しようと思ったきっかけは、以前ポートレート撮影にチャレンジしようと思わせてくれた写真家さんがきっかけでした。
その方の展示に訪れた際、A4サイズでポートフォリオが展示作品とは別に置かれていたのですが、完成度が高く圧倒されてしまった経験は今でも忘れられません。
プリント越しでの写真の素晴らしさ、また被写体に合わせた魅せ方等、とても勉強になったと同時に、写真家であるその方の人間味にも触れた気がします。そして今では根強いファンとなりました\(^o^)/
そして自分の写真もこういうのを目指したいと思うようになりました。
また今回参加する写真展はあくまでフィルム写真での展示となるため、自分の主となるデジタル写真は出せない訳です。そーなると出てくるのがポートフォリオの存在。
コレがあれば展示作品(フィルム)以外の作品をより見てもらえる!そういう想いが強くなり、前のめりの姿勢で作成へと進みました。
ポートフォリオの方向性、目的について
ポートフォリオを作ると決めるところまではすんなり進んだものの、ポートフォリオを作成するにあたって方向性を決めるのに少し時間がかかりました。
Taka0610という写真家はどういう写真を撮るのか?という視点で考えていくうちに、
「得意としているジャンルの写真(ネイチャー)をバリバリ見せるべきか」
「今まで撮影してきたオールジャンルの写真を見せるべきか」
「テーマを決めて組写真感覚で組んでいくか」
という思考が湧いてきました。どれも間違いではないと思いますが、色々な人が見るであろうなと考えていくうちに「今まで撮影してきたオールジャンルの写真を見せる」という答えへ最終的には落ち着きました。
後は具体的にどういう写真を見せていくかという部分へ進んでいきます
構成は39枚組のオールジャンル
初めて真剣に作るポートフォリオ、初っ端からA4サイズでやる度胸はなかったため2Lサイズの見開きアルバム形式で作ることにしました。
40枚組のアルバムに対し、TOPにはタイトルを入れて残り39枚枠で構成を組んでいくという流れです。
後は個人的に思い入れのある写真を整理し、結果的に辿り着いたのが以下の構成でした。
・ネイチャー
→北海道で撮影した写真 6枚
→新緑の写真 4枚
→富士山 2枚
→千葉の風景 4枚
→他県で撮影した風景 2枚
・都市景観
→夜景メイン 2枚
・スナップ
→過去に撮影した2枚
・ポートレート
→最近撮影させて頂いた6枚
・動物
→猿、馬、タンチョウ で4枚
・フィルムで撮影した写真
→動物をメインにペット含め7枚
得意としているネイチャー写真が半分を占める形になりました。後は箸休め程度に色々なジャンルが入り込んだ形。
ここ直近で通っていた北海道の写真や新緑写真を始め、麓に住んでいた背景もあるため富士山の写真も外せないなぁだったり、色々と写真と選択理由が紐付いていきました。
後はチャレンジしだしたポートレート撮影。ここも外せませんでした。後は思い入れのあるジャンルを消去法で入れていきます。
フィルムの写真も2Lで手焼きをしました。
そのため自分の写真をフルに見せれてる構成になったかなと。特に他県で撮影した風景写真は幅広い候補があるため、まだ検討の余地はアリだったりします。コレは全体の流れ見て調整かなぁ
実際の展示まで暫くモヤモヤ悩む日々は続きそうです。
ポートフォリオの叩き台が完成、フォトウォークで初披露
急遽参戦したフォトウォーク、「集まりの場で見せるしかねぇ!」とお告げが脳内に届き、急ピッチでプリントに励んで参加したフォトウォーク。
カフェの場でいざ発表!そんなノリでした。
ポートフォリオを手渡して見る人の反応をじっくり見ていたわけですが、パラパラと駆け足で見ていくのかなぁと思ってたものの、一人ひとりがかなりじっくりポートフォリオを見ていたのはとても印象的でした。
感想もさながら質問も飛んできたのと、親近感を湧いてもらえたのかそのポートフォリオで1h弱話してたような気がします。
人それぞれの被写体との向き合い方だったり、得意なジャンル、苦手なジャンル、自分の好みはなんだろうか?とか幅広い話をしました。
正直そういう流れになるとは思ってもなかったので、ポートフォリオを作った甲斐があったなぁとしみじみ感じました。
自分が真剣に向き合ってきた事に対し、反応をもらえるってのは達成感があります。特に自分の場合は撮影もさながら、プリントまですべて一貫して自分でやってきたので感動は人一倍大きかったのではないか?と思います。
それと同時に2013年から始めた写真の趣味の集大成がポートフォリオという形となり、他人に触れた瞬間でもありました。
たかが写真を39枚にまとめて人に見せただけなのに、色々と感慨深いものがありました。写真の趣味を続けてきてよかったなぁと改めて思いました。
まとめ
ポートフォリオを作成するまでの道のりを踏まえ、ポートフォリオを見てもらった感想を想いのまま綴ってみました。
写真の趣味をするにあたって、集大成であるポートフォリオを作って見てもらうというのは、見る側も見せる側もかなり影響力のあるものだと思います。
もしかしたらそれがきっかけで色々な出来事にもつながるかもしれませんし、クリエイティブな目線でいくならば作って損はないと思います。
この記事を見てポートフォリオを作る人が増えたら良いなぁと勝手ながらに思うTaka0610でした。