今回更新するのはSONYの超広角単焦点レンズSEL14F18GMのレビュー記事です。

レンズの発売日は2021年5月末。発売と同時に手にしました。

約1年ちょいこのレンズを使用してきたのと、作例写真がぼちぼち撮れてきたのでレビューしてみたいと思います。

購入を検討されてる方に参考になればと思います。

ゆるりとお付き合いくださいm(_ _)m

ざっくりとしたSEL14F18GMのスペック

フォーカス : AF/MF
レンズ構成 : 11群14枚
絞り羽根枚数 : 9 枚
焦点距離 : 14 mm
最短撮影距離 : 0.25 m
最大撮影倍率 : 0.1 倍
開放F値 : F1.8
最大径x長さ : 83 x 99.8 mm
フィルター径 : 出目金
重量 : 460 g
参考価格:17万円(新品:価格コムより参照)

 

ざっくりとしたSEL14F18GMのスペックは上記な感じ。

14mmという超広角レンズでF1.8という明るさを維持。

重量も460gに加えてリアフィルター装備してるという正に星撮り用のレンズです。

欠点は前玉が出目金であるくらいしかなく、ここ最近のレンズで神レンズと呼ばれる部類に入ります。

以前SEL1224GMを所持してたものの、このレンズの登場で一気に売却するという笑

SEL14F18GMとSEL1635GMの構成に自分はたどり着きました。

ホントいいレンズです。作例写真を通じてこのレンズの強みを改めてレビューしたいと思います。

撮影した写真たち

都市夜景との相性が抜群

SONY α7R3 FE 14mm F1.8 GM
ISO 50 焦点距離14mm F11 シャッター速度 49秒

SONY α7R3 FE 14mm F1.8 GM
ISO 50 焦点距離14mm F16 シャッター速度 30秒

SONY α7R3 FE 14mm F1.8 GM
ISO 125 焦点距離14mm F6.3 シャッター速度 0.8秒

自分は千葉を拠点に写真撮影の活動をしてるのですが、都市部である東京でも撮影をぼちぼちしてきました。

特に超広角が必要な場面って身近に有ることが多く、14mmでも足らないくらいです。

ただ、超広角レンズで上を覗くような感じで撮ると、建物が歪んでしまいます。

そんなこんなで街撮りにおいてシフトレンズの超広角レンズには叶いませんが、それでも十分戦えるスペックなのではないかと思います。

1枚目なんかは正に14mmの良さが全般的に出てるなぁと思います。解像度等は文句なしです。

もちろんポートレートにも使える

SONY α9 FE 14mm F1.8 GM
ISO 800 焦点距離14mm F1.8 シャッター速度 1/6秒

某水族館で撮影した1枚。クラゲを可能な限り囲んで撮るには、やはりこの14mmが必要。

そしてF値1.8の明るさが無いとISOがダダ上がりだったに違い有りません。

このレンズじゃないと撮れなかった1枚かと思います。

この歪みを使いこなせば、ポートレート撮影とも相性いいと思ってます。

このレンズで撮影した写真がフォトコンテストで受賞

SONY α7R3 FE 14mm F1.8 GM
ISO 64 焦点距離14mm F1.8 シャッター速度 1.6秒

北海道の美瑛にある青い池のライトアップから1枚。カメラの上部でストロボを焚いて撮影してます。

この場所は数年に一度、ライトアップのプログラムが変わります。

特にこの年は四方からライトアップが照らされたので、超広角レンズ泣かせのシチュエーションだったものの、流石神レンズ。

逆光耐性も素晴らしく、そこのハードルも見事に乗り越えてきました。

そしてこの写真がアメリカの大規模フォトコンテスト IPA(International Photography Awards)2022のProfessionalの夜景部門で世界三位を受賞しました。

世界的フォトコンテストにも通用する写真を映し出すレンズ、正に神レンズ。

満月の夜もばっちり

SONY α7R3 FE 14mm F1.8 GM
ISO 50 焦点距離14mm F2 シャッター速度 30秒

コチラの写真は渋峠で月光と雲海を撮影してます。

低ISOを可能にしたのも、F1.8という明るさがあるこのレンズだからこそだと思ってます。

仮にバルブで長秒露光すると今度は雲海の動きがのっぺりしてしまうので、立体感が無くなり物足りなくなってしまいます。

明るいF値を可能な限りの選択肢を増やせるのも、このSEL14F18GMの魅力なのかなと。

星ぐるぐるもいける

SONY α7R3 FE 14mm F1.8 GM
ISO 100 焦点距離14mm F2.8 シャッター速度 30秒(インターバル)

SONY α7R3 FE 14mm F1.8 GM
ISO 1000 焦点距離14mm F2 シャッター速度 30秒(インターバル)

どちらもインターバル撮影を実施し、後で比較明合成を行ってます。

1枚目は月光のタイミングで撮影してるため、ISOは100を維持。2枚目は暗闇で撮影してるためISO1000です。

星ぐるぐるも低ノイズで頑張れちゃうのがこのレンズの強み。

F2.8だとシャッター秒数をかけないといけませんが、SONYのカメラだと少し手間がかかるため、このレンズならではかと。

天の川もいい感じに撮れる

SONY α7R3 FE 14mm F1.8 GM
ISO 1600 焦点距離14mm F1.8 シャッター速度 30秒

SONY α7R3 FE 14mm F1.8 GM
ISO 1250 焦点距離14mm F1.8 シャッター速度 20秒

SONY α7R3 FE 14mm F1.8 GM
ISO 1250 焦点距離14mm F1.8 シャッター速度 30秒

SONY α7R3 FE 14mm F1.8 GM
ISO 1250 焦点距離14mm F1.8 シャッター速度 30秒

F2.8のレンズだと大体ISO3200〜6400位にあげてからの、30秒露光だったのが、このレンズだとISO1250~1600で事が足りてしまうという。

【F2.8の場合】
16mm

ISO3200-6400
シャッタースピード 25秒

【F1.8の場合】
14mm

ISO1250-1600
シャッタースピード 30秒

これだけ露光に余裕が出てくるので、もう可能性の塊です。

後は月光をうまく活用すれば、1枚撮り(赤道儀抜き)で完結出来るレベルのパフォーマンスを発揮してくれるはず。

オリオンはちょっと小さめ

SONY α7R3 FE 14mm F1.8 GM
ISO 640 焦点距離14mm F2.2 シャッター速度 20秒(Lee1フィルター使用)

14mmでオリオンを撮ると大分小さいという。オリオンを撮るなら16mmくらいでプロソフトンAを使うくらいがちょうど良いかもしれません。

オリオンを撮るレンズではないと改めて痛感したのでした。

SEL14F18GMを使って感じたこと

イイところ

作例でも色々語りましたが、改めて内容を整理すると以下な感じ。

・最高峰の写りを叩き出すレンズ
・現状最高の星撮りレンズ
・逆光耐性もGood
・リアフィルター常備
まとめるとこんな感じ。使う場面は限られてきますが、出番が来たら最高のパフォーマンスを発揮してくれる素敵なレンズです。

ダメなところ

ダメな部分は殆どありません。強いて言うなら以下な感じ

・前玉が出目金レンズ
こんな感じでしょうか・・・。
これだけのスペック並べておいて欠点が無いほうがむしろすごい。
重量も軽いので赤道儀を設置するのも大分恩恵受けるのではないでしょうか。
あれ、ダメなところ言うはずだったのにいつの間にか褒めてしまってるという\(^o^)/

まとめ

以上が1年数ヶ月使い続けてきたSEL14F18GMのレビューになります。

あまり出番ないから、作例写真もあんまないよなぁとか思ってたら全然いい写真が出てきて安心しました。

広角側はSEL14F18GMとSEL1635GMでこの先十分戦えます。

理想の夜景レンズと言えるのがこのSEL14F18GMだったなぁと振り返ってみて思いました。

価格もそこまで高くないと思うので、気になってる方はこの記事きっかけに是非手にとってもらえたら幸いです

ここまで読んで頂きありがとうございました。

それでは、また。

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