今回更新するのは北海道鶴居村にあるタンチョウの撮影スポット 音羽橋 で撮影した記事になります。
北海道の鶴居村と言えば、タンチョウが訪れる地で有名ですが、その中でも撮影ポイントが分かれてきます。特にこの音羽橋ではタンチョウの寝床になっているだけあって、川沿いに広がる霧氷と、陽の光に照らされる瞬間を撮影することが可能です。
光に照らされた瞬間、白い霧氷は黄金色に色づくことで、何とも言えない絶景が目の前に広がります。
音羽橋(おとわばし)について
音羽橋(おとわばし)は12月~2月のタンチョウ飛来最盛時期、タンチョウのねぐらを脅かすことなく観察、撮影できるポイントです。雪裡川にかかる橋であり、川をねぐらとするタンチョウを観察できるスポットです。
音羽橋では車道と別に歩道が用意されており、安全に観察・撮影できます。昔は歩道が無かったらしく、それで車と撮影者でのトラブルが耐えなかったとのこと。
また駐車場も完備されているので利用しやすいです。季節によりタンチョウの数は変わりますが、真冬の早朝のけあらしや川霧に浮かぶ姿は幻想的で、タンチョウを撮影しようと全国からカメラマンが集まるほどです。
昔に比べて大分撮影しやすくなったこの音羽橋ですが、それでもトラブルは絶えません。マナー守って訪れるようにしましょう。
撮影した写真たち
換算400mmで撮影
SEL70200GMにテレコンX2を装着して撮影。換算400mmでこの広さなので、正直トリミング前提の撮影になってしまいます。
隣に居座っていたカメラマンは800mmで挑んでました・・・。
換算600mm位は欲しいかも
先程の2枚をトリミングしてみました。画素数換算でおよそ700mm近い画角です。手前にタンチョウが居てくれればノートリで行けるかもしれませんが、そればかりは運ですな・・・。
撮影地の雰囲気
音羽橋に流れる川辺を撮影してみました。日の出から時間は経っており、鳥たちも起きて活発的に動いてました。流石に動くようになってからは手前の方にもタンチョウが足を運ぶようになりました。
撮影地について
音羽橋周辺には十二分に広い駐車スペースがあり、前日から車中泊で撮影に挑むカメラマンが多いです。
また川幅拡張工事のため、以前に比べて中州の一部が無くなったためにタンチョウの撮影条件が飛躍的に広がったらしいとのこと。
撮影時のポジションエリアも広がったので、以前とは違った構図で狙うのも可能になりました。
機材はフルサイズ換算で600mmあれば十分かと思います。400mm程度だと、タンチョウの大きさは小さく目立ちにくいものとなります。
音羽橋の霧氷が見える日は大体物凄く冷えた日になるため、寒さ対策は必須となります。(自分が訪れたときは−20度でした)
撮影シーズン:12月〜3月
ベスト撮影時間:日の出のタイミング
アクセスについて
【住所】
〒085-1200
北海道阿寒郡鶴居村雪裡原野北7線東
【関連ページ】
北海道鶴居村 HP より
http://www.vill.tsurui.lg.jp/kankou/kankou/kankou_06.html
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